鯨紀行

LAUの次回作アルバム

LAUとの出会いは投稿動画でのライブ映像だった。


クリス・ドレヴァー(ギター)、マーティン・グリーン(アコーディオン)、そしてエイダン・オルーク(フィドル)というトリオ構成による、いわゆるケルト系の音楽なのだが、トラディショナルに偏っていない、現代チックな曲風。そして豊かな表情を見せる演奏に、一気に虜になった。

英BBCのFOLK AWARDでは3年連続の受賞というのも納得の演奏力。精力的にライブなどを行い、日本にも何回か来ている。2回ほどライブで見ることが出来たが(そのうち1回は最前列でその距離3メートル!)、まさに圧倒されるパフォーマンスだった。

そんなLAUの最新アルバムが今年の秋に発売になるようだ。ここ最近は他のバンドでの活動などが多かったためか、LAUとしての活動が少し下火になっているように思えたが、そんなことは無かった。ライブ映像も新たにYoutubeなどで公開されている。


ここ最近、気に入ってヘビーローテしているのが、この Torsa という曲。しっとりとした前半から、一気に雰囲気を変えて盛り上げる後半までの流れはLAUのお家芸といったところ。面白いのは、最近はループレコーダを使ったテクニカルな曲作りをしているらしいところ。単なる生演奏には飽きたりなくなってきたか、それもまた面白い。

特に5:34からのエイダンのソロが良い。軽快に滑り出てくる音色がとても好みだ。また、各メンバがアイコンタクトで様々なやりとりをしているのが面白く、本当に楽しんで演奏しているのが伝わってくる。

今度のアルバムではどんな曲が出てくるのか、今から楽しみだ。


ところで、音楽のジャンルで言うとケルト系という括りでまとめられることが多いが、クリスとエイダンはスコットランド、マーティンはイングランドの出身ということで、自分としてはスコティッシュ・バンドという認識だ。

クリスの出身は北方の島々オークニー。エイダンはオーバンだそうで、これはスコッチモルトファンから見るととても印象深い。どちらも有名な蒸留所がある土地。そしてオークニーのハイランドパークは自分の最も好きなシングルモルト。

美味いシングルモルトを呑みながら、良い音楽を聴き、その土地に思いを馳せるというのも、なかなか面白いい。
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by whisp | 2012-06-16 21:56 | スコットランド