鯨紀行

ウイスキーのストイックな楽しみ方

最近、暑いにも関わらずウイスキーばかり呑んでいる。正直、アルコール度数の高い蒸留酒は身体が熱くなるので、夏場には向かないと思うのだが、そんなことお構いなしに、最近はウイスキーばかり。というのも、とある企画によってウイスキー熱が上がっているためなのだが……。

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その企画とは、ウイスキー好きが集まるサイト、Whiskylinkの「ストイック ブラインド テイスティング」略してSBT。詳細はこちらを参照して頂きたいが、蒸溜所や蒸留年等の情報が一切無い状態で、誰の意見も訊かず、ひとりでその酒についてコメントした結果を持ち寄って発表する、というもの。

複数人が集まって意見を交わすと、どうしても場の流れに左右されてしまい、自分の評価ができなかったりもする。SBTはそれを排して、「自分がどう感じたか」に特化したイベントであると当時に、その内容を皆で共有できるという点でとても面白い企画だ。実際、第一回では自分も外野で見ているだけでしたが、それだけでも十分楽しめた。

今回は実際にテイスターとして参加させて頂いたわけだが、これが本当に難しい。1つのウイスキーに対して30分以上考えることもザラで、これほど酒と真剣に向き合ったことはかつて無かったと思う。同時に、それだけ考えさせられる、ウイスキーという酒の懐の深さを改めて認識した。本当にこの企画に参加できて良かった。

ともすれば、ただ酔うためだけになりがちな酒に対して、真剣にその味を評価し、それを他者と比較検討することができるとは、なんて幸せな時間であることか。参加している方々は、皆熱心なウイスキーフリークなわけで、その結果を見るのが楽しみでもあり、試験を前にした不安のようなものも久しぶりに味わった。

現在、正解が順次発表されている最中。ウイスキーに興味のある方は是非見て欲しい。
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by whisp | 2012-07-13 22:00 | シングルモルト