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鯨紀行

アイスランド旅行

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10月5日から8泊10日でアイスランドへ行ってきた。

何より見たかったのはオーロラ。
写真でこそいろいろな人のものを山と見ることができるが、実際にこの眼ではどう見えるのか確かめたかった。

そしてアイスランドの風景そのもの。
アイスランドのポストロック・バンド、シガーロスのDVDを見てからは特にその興味が惹かれるところとなった。
日本から見たら、同じ地球とは思えないほどの異質な大自然、荒涼とした風景、火と氷の国。

いつかは行ってみようと思っていたけれども、できればオーロラが活発な時期である2012年~2013年のうちに、と考えていた。オーロラは11年の周期的なピークがあり、タイミングを逃すと次は随分先になってしまう。

また、世界にはもっとオーロラで有名な場所があるが、自分はアイスランドを選んだ。見たい風景があったことが一番の理由だが、比較的環境が厳しく無い、ということも魅力的だった。例えば、有名なイエローナイフはマイナス20℃が当たり前の世界だが、アイスランドは0℃近辺。こういう環境面でも、アイスランドが一番選びやすい国だった。


さて、今回の旅程とその結果は……

羽田からイギリス経由でアイスランドへ、レイキャビクで一泊。
2日目はレンタカーで南海岸をひた走り、幾つかの滝を経て氷河の湖ヨークルスアゥルロゥンへ。
3日目は同じ道を引き返しながらスタカタフェットル国立公園、ブラックサンドビーチを見てまわる。
4日目、突如の豪雪に見まわれながらもなんとか車を帰し、航空機で北の町アークレイリへ。初にして最大級のオーロラに息をのむ。
5日目はアークレイリ周辺の氷雪地帯を巡るジープツアーに参加。迫力の大自然にのまれる。
6日目、7日目はアウスビールギの渓谷など、アークレイリ周辺を巡りながらゆったりと過ごす。
8日目、レイキャビクに戻り最後の日を過ごす。最後の夜に幸運なオーロラをこの眼におさめる。


結果的には、天気にも概ね恵まれ、見たかったものは全て見れた。レンタカーで雪から抜け出せなくなったときには焦ったが、翌日の景色は素晴らしい雪化粧となる。そして何より素晴らしいオーロラに巡り会えた。

今回の旅を一言でいうなら、とても幸運な旅だった。
by whisp | 2013-10-17 22:39 | アイスランド