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鯨紀行

カテゴリ:シングルモルト( 2 )

ウイスキーのストイックな楽しみ方

最近、暑いにも関わらずウイスキーばかり呑んでいる。正直、アルコール度数の高い蒸留酒は身体が熱くなるので、夏場には向かないと思うのだが、そんなことお構いなしに、最近はウイスキーばかり。というのも、とある企画によってウイスキー熱が上がっているためなのだが……。

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その企画とは、ウイスキー好きが集まるサイト、Whiskylinkの「ストイック ブラインド テイスティング」略してSBT。詳細はこちらを参照して頂きたいが、蒸溜所や蒸留年等の情報が一切無い状態で、誰の意見も訊かず、ひとりでその酒についてコメントした結果を持ち寄って発表する、というもの。

複数人が集まって意見を交わすと、どうしても場の流れに左右されてしまい、自分の評価ができなかったりもする。SBTはそれを排して、「自分がどう感じたか」に特化したイベントであると当時に、その内容を皆で共有できるという点でとても面白い企画だ。実際、第一回では自分も外野で見ているだけでしたが、それだけでも十分楽しめた。

今回は実際にテイスターとして参加させて頂いたわけだが、これが本当に難しい。1つのウイスキーに対して30分以上考えることもザラで、これほど酒と真剣に向き合ったことはかつて無かったと思う。同時に、それだけ考えさせられる、ウイスキーという酒の懐の深さを改めて認識した。本当にこの企画に参加できて良かった。

ともすれば、ただ酔うためだけになりがちな酒に対して、真剣にその味を評価し、それを他者と比較検討することができるとは、なんて幸せな時間であることか。参加している方々は、皆熱心なウイスキーフリークなわけで、その結果を見るのが楽しみでもあり、試験を前にした不安のようなものも久しぶりに味わった。

現在、正解が順次発表されている最中。ウイスキーに興味のある方は是非見て欲しい。
by whisp | 2012-07-13 22:00 | シングルモルト

ウイスキーを呑む会

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ウイスキー、特にシングルモルトにハマり出してから5年ほど経つが、他のひとと呑むことはそれほど多くない。何と言っても呑む人の数が少ないので、周りに話が合う人がほとんど居ないのだ。亀の人が居なかったらほとんど皆無だ(った。最近は兄がハマりだしてきた)。

とにかく敷居が高いのだと思う。ワインのように食事と合うかというとそれほどないため、単品で呑むことになる。そうなると呑み会で用いられることはほとんど無い。ビール等よりももっと嗜好品としての側面が強いので、コーヒーやタバコと同じで、それを語りながら消費するということはあまり無いのも当然か。

とはいえ、ウイスキーには語りたくなる魅力が詰まっている。とりわけ、スコッチのシングルモルトはどれもが個性的で種類も多い。味、香りともに深みがあり、それをどれだけ感じられるか、といった部分でも楽しみがある。呑む度に新しい発見があるのだ。


そんなウイスキーが好きな面々が集まり、各自が用意したボトルをブラインドで呑んでコメントを言い合うという会があった。末席に参加させて頂いたが、これがとても楽しく、そして勉強になった。

例えば、自分が持っていったボトルについてのコメントでは、今まで感じたことがなかった味の表現が出てきたり、逆に自分も感じていた味わいが巧く表現されていたりと、新鮮さがある。

また、例えばモルトの熟成の長短を、論理的、体系的な理由をもとに表現していたり、地域についての推測も瞬時に出てきたりと、経験豊富な人ばかりで恐れいった。

10人ほど集まって、長い時間を掛けてモルトを楽しみながら意見交換する。しかも場所がとてもゆったりできる場所で快適さもある。素晴らしい会だった。

好きなものをとことん突き詰めて行けるというのは素敵なことだが、さらにそれを共有できる仲間が居るということは、こんなにも楽しい事なんだなあ。
by whisp | 2012-03-04 10:35 | シングルモルト